№28 浄西寺のイチョウ in 広島
このイチョウを守るために
階段に穴があけられています
A-bombed Ginkgo tree in HIROSHIMA
▼爆心地からの距離:1420m
▼所在地:広島市中区住吉町15-22
▼イチョウ科・落葉高木
▼樹齢約100年
▼樹高:12m/幹周り:0.6m
【木の特ちょう―木を守るため、階段をくり抜きました】
100歳を越えるイチョウ。
木を守るために建物の設計が工夫されている被爆樹木の1つです。階段に穴があけられ、そこから幹が伸びています。12年に1度、穴を大きくする工事が行われ、今までに2回広げているそうです。原爆を生きのびて、今も元気に緑を繁らせています。2015年5月撮影
【被爆を伝える】
1915(大正4)年、当時は寺町にあったお寺の説教所をこの場所に建てたとき、記念樹として植えられたイチョウです。被爆当時、爆心地方向に建っていたお菓子工場にさえぎられて、イチョウは無事でした。1981(昭和58)年、新しい本堂を建立するにあたり、木を守る現在の設計が考えられたそうです。
【この木に会いに行こう!】
広島平和記念資料館から平和公園を抜け、本川通り沿いを歩いて、15~20分。広島駅前より広島バス「吉島」方面行き「住吉町」で下車、徒歩1分。
≪DATA of A-Bombed Trees≫
Gingko tree/The Jousai-ji Temple
1420m from the hypocenter
botanical name:Ginkgo biloba
age:about 100 years old
height:12 m
surroundings:0.6m
address:15-22 Sumiyosi-cho Naka-ku,Hiroshima city
This tree survived the atomic bombing of Hiroshima, about 1420m from the hypocenter. A hole is emptied into the stairs to protect a tree.
★Let's go to see this tree !
20minute walk from the The Hiroshima Peace Memorial Museum. There is this tree in The Jousai-ji Temple.